スピードマスター プロフェッショナルは、オメガのフラッグシップであり、1STスピードマスターの血統を受け継ぐシリーズです。 さらに1964年頃にNASAの正式採用を受け有人宇宙飛行に採用され、1969年の月面着陸時にも着用されていました。
こうした背景から、現在でもプロフェッショナルの中心モデルは、宇宙空間で使用されたモデルの仕様を踏襲し「破片が飛散しにくいプラスチック風貌・無重力空間で効率的な手巻きムーブメント・耐久性の高いソリッドバック etc」といった代々続く仕様を貫いています。 現代においても、自動巻きムーブメントを採用しない理由は、こうした“象徴”としての側面を担っているからと言えます。
またムーブメントは、1968年登場のキャリバー861、1996年登場のキャリバー1861、2021年登場のマスタークロノメーター規格キャリバー3861に至るまで、1946年初出の伝説的ムーブメント、キャリバー321の血統が受け継がれています。
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